高井 駿丞選手 (広島商)
短評
この夏に急浮上した186センチの大型左腕。広島独自大会では、41回を投げて、わずか5失点と抜群の安定感を発揮した。ノーワインドアップから始動し、ゆったりと右足を挙げていき、左足でしっかりと立って、滑らかな体重移動を行い、コンパクトなテークバックから鋭く腕を振っていく。 最速142キロといわれるストレートは、突出して速さは感じないが回転数は高く、高めに空振りを奪えるのが強み。切れのあるスライダーを低めに集め、投球を展開する。 ピッチングができる左腕で、上のステージではさらに球速を伸ばしていく予感をさせる逸材だ。
更新日時:2020.09.03