秋山 恭平選手 (広島新庄)
中学時代はU15代表を経験。広島新庄でも早くから主戦力として活躍し、2度目の甲子園となる選抜の初戦・上田西戦はリリーフ登板できっちり勝利に貢献した。
身長は170センチと少し小柄であるものの、それを活かして右足を深く沈み込むように踏み出すことで、浮き上がるような軌道のボールを投げていく。指揮官の宇多村監督はコントロールと切れ。そして変化球が武器であると評価するが、なかでも秋山の代名詞とも呼べるのがチェンジアップだ。
中学時代から高く評価されていたボールだが、このボールには上田西打線も苦戦を強いられたと話す。
「秋山君は外角中心の攻め方をしてくることはわかっていたので、イメージ通りでしたが、チェンジアップには対応するのに苦労しました」(笹原操希)
球速は110キロ台。ストレートが130キロ台を計測するため、球速差は20キロ前後。フォームの違いもそれほどみられず、対戦するバッターにとっては厄介な投手であることは間違いないだろう。
更新日時:2021.03.27