桃枝 丈選手 (北照)
短評
観戦レポートより抜粋(2019年8月11日) 北照を2年連続の[stadium]甲子園[/stadium]出場に導いたサイドハンド・桃枝 丈(もものえ・じょう)も全国レベルのサイドハンドといえるだろう。 171センチ64キロと細身だが、体を鋭く回転させて投げ込むように、体の使い方が非常に上手で、常時135キロ~140キロの直球が両サイドへ投げ込む。さらに120キロ前後のスライダー、チェンジアップを低めに投げ分ける。桃枝の良さはピンチになるほどストレート、変化球の精度が上がるところで、最速140キロも5回裏、二死二塁の場面で出したものである。 しっかりとフィジカルを鍛えれば、大学、社会人では145キロ~140キロ後半を出していてもおかしくない投手だ。 6回の先制打、8回の二塁打も140キロ台のストレートをしっかりととらえたように、打撃センスも高く、身のこなしの良さを見ると、野球センスは非常に高い投手初戦で消えるのはもったいない投手だ。
更新日時:2019.08.12