森木 大智選手 (高知)
寸評
更新日時:2021.01.01
将来の可能性
直球、変化球の精度の高さ、フォームの完成度の高さ、肉体面も他の高校生と比べてもかなりできているので、やはり目玉投手として注目すべきだろう。また体格面も上半身が盛り上がった体型ではなく、しなやかさを残しているのも魅力。 3月の練習試合、春季大会から別格の投球を見せてくれる予感はあり、ドラフトを想定した場合、例年、5月頃に開催される春季四国大会に出場できるか。ここで上半期の評価が定まっていくのではないだろうか。 今年の10月までドラフトで高校生を挙げた時、森木が一番手に上がることを期待したい。
更新日時:2021.01.01
短評
試合レポートから抜粋 2021年の高卒ドラフト目玉の1人である森木 大智(2年・右投右打・184センチ85キロ・高知中出身)が登板。高校自己最速タイの148キロを連発する圧巻投球で、侍ジャパンU-18代表世界大会年代ともなる高校2年生右腕トップの実力を改めて披露した。 すでに6月21日(日)の練習試合初戦となる岡豊戦で先発5回無失点(最速140キロ)で試運転を終えていた森木は、この日は終始セットポジションからコンパクトに投げる中でも豪快に投げていた昨秋までと全く変わらないスペックを提示。 先発6回を投げ無失点で打者22人に対し76球・被安打3・与死球1・2回先頭打者からの7連続含む8奪三振という内容もさることながら、3回までの38球で投げたストレート27球のうち10回が高校自己最速タイとなる「148キロ」(NPBスカウトのスピードガン計測)をマーク。 試合後、森木自身も「7割くらいの感覚で投げていたのに、そんなにスピードが出るとは」と驚くほどのボリューム感に際し、ネット裏で見守った某NPB球団スカウトも「力強いボールが投げられているし、やろうとしていることもできている。将来楽しみしかない」と絶賛の言葉を贈っている。 その他にも「自分の投球を広げるために冬場から取り組んできた」110キロ台中盤のパワーカーブは大きな弧と空振りを描き、142キロのカットボール・136キロのスプリットは投じたのは数球ながら高校生トップレベルの落差。 4回以降は「久々の炎天下マウンドでバテました」と苦笑いを浮かべた森木だったが、「低めへ丁寧に投げることが全身を使って投げることにつながることを本人が理解できるようになったきた」(濵口 佳久監督)アプローチが順調な成長につながっていることはもはや確実ともいえるだろう。
更新日時:2021.01.01
短評
試合レポートから抜粋 まず高知の森木 大智(2年・184センチ84キロ・右投右打・高知中出身)は初回に最速151キロ。延長12回でも147キロをマークしたストレートと、137キロまで到達した高速スライダー・120キロ前半のパワーカーブを軸に、サヨナラのピンチを背負った延長11回裏には130キロを超えるスプリット系チェンジアップも駆使。
更新日時:2021.01.01
短評
試合レポートから抜粋 なお、森木は打者としては4打数2安打1打点1盗塁。「ストレートの出し入れをテーマにした」6回表からのマウンドでは25球中「実戦で試そうと思った」(捕手・吉岡)5回3アウト目の三振を奪った132キロチェンジアップを除く24球がストレート。1点は失うも本人いわく「8割の力で」球場表示では149キロ。NPBスカウトのスピードガン掲示では「150キロ」をマークした試運転に、某球団スカウトも「投球時のバランス・走り方・一塁手としてのフィールディング。すべてが抜群。これからが楽しみ」と絶賛のコメントを残している。
更新日時:2021.01.01