若杉 晟汰選手 (明豊)

若杉 晟汰

球歴:明豊

都道府県:大分

ポジション:投手

投打:左 / 右

身長:171.0 cm

体重:64.0 kg

学年:卒業

短評

明豊のエース・若杉 晟汰が7回1失点の好投を見せた。144キロ右腕・大畑蓮、145キロ右腕・寺迫 涼生を押しのけて背番号「1」をつけている理由として川崎監督は「総合力ですね。制球力、クイック、牽制、練習に取り組む姿勢などすべてが優れていたので、彼を任せています。落ち着いていて周りが見える投手だと思yer]成田武成田武蔵も「人間的にしっかりとしていて、精神的に強い。しっかりとしているので、怒られるところを見たことがない」と人間性の高さを評価する。  初戦の横浜戦では緊張のあまり、2回まで4失点。3回でマウンドを降りた若杉だが、この日は落ち着きを取り戻していた。若杉は切れの良いストレートを投げるために「手首を立てるリリース」を行う。この試合ではその感覚を取り戻し、常時130キロ前半・137キロのストレートはキレがあり、両サイドへきっちりと投げ分け、ストレートと同じくらい自信に持つスライダーを軸に投球を組みたてた。米子東戦で先頭打者本塁打を放った1番・北本壮一郎に対してはインローのスライダーを臆せず投げ込んだ。リードする成田は「北本選手は外側に甘く入った変化球をスタンドに持っていくことができた選手なので、このボールがカギとなりました」  若杉は北本を3打数0安打に抑え込み、立ち上がりを0点に抑え、7回まで投げて、被安打6、5三振、1四死球、1失点の好投で仕事を果たした。この試合の好投は明豊OBで兄の若杉雅己さんの励ましの言葉も大きかった。 「ビビらずに思い切っていけと声をかけられました。気持ちを強く持って投げることができたと思います」 と淡々と自身のピッチング内容、出来事を語る若杉を見ると、好投ができる理由もわかる。
更新日時:2019.04.01

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