森下 祐樹選手 (米子東)
短評
中国大会準優勝のエース。将来的には140キロ台のストレートを投げる可能性を持った左腕だ。 試合レポートから抜粋 一方、米子東の先発・森下 祐樹(2年)は右腕のグラブを高く掲げてから真っ向から振り下ろす姿は松井裕樹(桐光学園-楽天)を模倣したような投球フォーム。常時125キロ~120キロ後半(最速134キロ)の速球、120キロ前後のカットボール、110キロ以下のカーブを織り交ぜながらピッチングを組み立てる。立ち上がり、制球に苦しむもなんとか無失点に抑える。森下によると、現在のピッチングフォームになったのは、中学2年生から。投げやすいフォームを模索したところ、自然と今の投球フォームにつながったようだ。テークバックを大きく取っているが、着地時にしっかりと左ひじが上がったフォームで、肩、肘への負担は少ない。なぜここまで1人投げてもピッチングのクオリティが落ちない理由が理解できた。ただ球速が上がって出力が上がると、故障のリスクが上がりやすいタイプ。このチーム、ベンチ入り16人ながら投手は森下含めて5人いるという。秋の大会以降、森下をリリーフスタートできる布陣にしておきたいところだ。
更新日時:2018.12.12