石﨑 聖太郎選手 (春日部共栄)

石﨑 聖太郎

球歴:春日部共栄

都道府県:埼玉

ポジション:捕手

投打:右 / 左

身長:174.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

寸評

 今年の春日部共栄の中で見逃せないのが正捕手・石崎聖太郎だろう。関東大会決勝戦で本塁打を放つなど、パンチ力溢れる打撃に、1.8秒台を披露する強肩、そしてエース・村田賢一の持ち味を引き出す好リードと今年の春日部共栄の大黒柱である。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩の位置において、両ひざを曲げて重心を低くして構えている。投手の足が下りたところから始動を仕掛けていき、軸のブレを防ぐために小さくステップしてインステップ気味に踏み込むスタイル。そのため外角球に対応ができるのが強みで、レフト方向へ強い打球が打てる。  トップの動きを見ていくとバットを少しヒッチさせていきながら、バックスイングをとっていき、振り出しに入る。弧を描き、ボールの下側を捉えるスイングで、重量感が感じられ、前膝が割れ、軸足が突っ込まず手元までボールを呼び込んで打ち返す。  軸足もキレイに回転して、強い打球を飛ばすことができるので、コースに応じて、打撃ができる。外角は流し返し、内角は引っ張り、緩い変化球に対してはフルスイングでスタンドインと打撃の操作性が高い選手だ。  森友哉のようにそれほど上背は大きくなくて、強靭な下半身を視点にして重量感あるスイングができる選手で、今年の高校生捕手では結構好みな打撃をする選手で、本塁打量産も期待できて、巧打も期待できる選手だといえる。 (守備)  キャッチングを見ると、投手にしっかりと面を向けて捕球ができる捕手で、コーナーに対してのキャッチングが良い。低めの変化球に対しても止めることができるので安心感がある。 スローイングは1.8秒~1.9秒前後のスローイングをイニング間で行い、実戦でも2.00秒前後のスローイングを見せる。非常にバランスが取れた守備力を持った選手だ。
更新日時:2019.02.02

将来の可能性

 打撃のレベルは完成度が高く、木製バットを握ればすぐになじみそうなメカニズム、タイミングの取り方をしており、面白い捕手ではないだろうか。近藤健介横浜-北海道本ハム)を思い出させる選手で、プレーを見ていてもインテリジェンスの高さを感じさせる選手なので、ぜひ選抜では攻守で暴れてほしい選手だ。
更新日時:2019.02.02

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