西川 僚祐選手 (東海大相模)

西川 僚祐

球歴:東海大相模

都道府県:神奈川

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:186.0 cm

体重:92.0 kg

学年:卒業

短評

 中学時代はジャイアンツカップ優勝を経験した大型スラッガー。中学1年生、佐倉シニア入部時にあまりの体の大きさ、大人びた雰囲気に、渡会選手(現・横浜)は「どこかのお父さんかなと思ったら、同い年でびっくりした」と驚いたという。そんな西川はすでに遠くは飛ばす能力はずば抜けていたが、中学3年間は対応力を磨いてきた。結果、決勝戦で本塁打を打つなど、華々しい活躍を見せてきた。  入学時、肘に不安があったが、今では元気よくプレー。打撃内容はまさにスーパーだ。1年夏では初打席で場外弾を放ち、その後も本塁打を重ね、2回戦の瀬谷戦で、高校通算17号本塁打を放った。打撃フォームを見ても無駄がなく、さらにフライボール革命を重視した打撃だ。  スクエアスタンスで構え、グリップは肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手の足が着地したところから始動を仕掛けていきながら、小さく足を挙げてまっすぐ踏み込んで打ちに行く。トップの動きを見ると捕手側方向へ大きく引いていきながらも、バットが体の奥に入りすぎない形となっている。スイング軌道を見ると内回りで、ボールの下をたたくスイング。インパクトに入ってから腰と軸足の回旋が鋭く、強い打球を生み出す形となっており、1年生としてはかなり高度な打撃フォーム。  まだ変にボールを追いかけるところはあるが、2002年生まれの打者では一番の素材。今年のドラフト候補・野村大樹と比較しても負けていない選手で、奥行きは西川の方が上である。この先、高校生を代表するスラッガ―として君臨するか。西川が狙うは横浜スタジアム、甲子園でホームランを打つこと。それが実現することを期待したい。
更新日時:2018.09.16

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