香川 卓摩選手 (高松商)

香川 卓摩

球歴:高松商

都道府県:香川

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:165.0 cm

体重:62.0 kg

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋 高松商のエース・香川 卓摩と捕手・新居 龍聖のバッテリーが殊勲者となった。  香川はこれまでの試合の中でも抜群の出来といっていい試合だった。ストレートのスピードは常時135キロ~138キロを計測。指先にしっかりと力が伝わった投球フォームなので、回転数が高く、思わず差し込むほどの切れがある。  さらに変化球の精度も素晴らしかった。遅めのカウントを取る110キロ台のスライダー、120キロ前後のスライダー、110キロ前後のチェンジアップ、右打者の外側に決まる120キロ台のスクリューもある。 春日部共栄の選手たちは変化球の見極めがどれだけできるかをキーポイントに置いていたが、香川の変化球の精度は予想以上だった。 まず1番黒川 渓にスクリューで空振り三振。このスクリューは昨秋の公式戦が終わった後に習得しはじめた球種だという。試しながら投げていくうちに、ついに公式戦で使えるまでにいたった。新居はスクリューで三振を奪えたことにリードに手ごたえを感じていた。 「相手はストレートに対して強振しているのが伝わってきましたし、スクリューを使うことで、幅広く変化球を使うことができました。変化球が良かったのでストレートもいきました」 この試合はエース・香川の2点適時打などもあり、集中打で8得点を奪い、香川は13奪三振完封勝利。新居も「今日は狙い通り投げることができていたと思います」とエースをたたえ、春日部共栄の植竹幸一監督も「今日の香川君は内外角にきっちりと投げ分けができていてさすがでした」と脱帽するほかなかった。 それでも香川は「まだばらつきがある」と反省を忘れなかった。次の試合も香川―新居の強力バッテリーが見離せない。
更新日時:2019.03.27

短評

試合レポートから抜粋  随所に荒々しさは残しながらも、最速141キロのストレートと120キロ台のチェンジアップで凡打を積み重ねる三本松上杉 倫聖(2年・右投右打・168センチ66キロ・さぬき市立長尾中出身)。対して左腕から最速139キロストレートと120キロ台のスライダー、110キロ後半のカットボーをル駆使し、三振の山を築く高松商・香川 卓摩(2年・左投左打・165センチ62キロ・東かがわリトルシニア出身)。この年代で四国地区屈指とも言える両者の対決は非常に見ごたえがあった。  一方、4回まで出た走者は1四球のみ。6三振と完ぺきに抑えられていた三本松は中盤以降に修正。5回表に先頭5番の吉田 裕馬(2年・捕手・右投右打・172センチ70キロ・東かがわ市立大川中出身)が右越二塁打を放つと、一死三塁から7番の代打・竹本 英聖(1年・一塁手・右投左打・178センチ77キロ・東かがわリトルシニア出身)が身体の開きを抑え、コンパクトに強くスイングして中前適時打。その後もやや球威の落ちた香川から計9安打を奪い、毎回に渡り二塁・三塁上に走者を賑わかせる。  それでも高松商の背番号「1」は最後までしたたかだった。9回表には無死一塁からバント処理で併殺を奪い、その後に連打と四球で背負った二死満塁も三振で締めて134球3四球11奪三振完投。珠玉の投手戦を制した高松商は連戦となる準々決勝で小豆島中央と対戦することとなった。
更新日時:2019.03.23

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