松澤 海渡選手 (帝京)

松澤 海渡

球歴:帝京

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

コラムから抜粋  まず紹介したいのが、帝京松澤海渡田中悠我である。松澤は北本市立東中時代、第8回BFAU-15選手権に出場するなど、国際大会の経験は豊富で、入学から期待され、1年秋にはエース格となった。しかしこのとき、レベルが高い相手に打ち込まれることが多く、悔しさを味わってきた。そこで松澤が取り組んできたのが、フォーム変更である。今まではオーソドックスな右腕だったが、まず足の上げ方を変えて、トルネード気味の足の上げ方に変えた。それが功を奏し、左足にしっかりと体重がのあって、フォームに連動性が出たことで、コンスタントに140キロ台を計時するようになり、さらに変化球も横滑りするスライダーに加えて、シンカーを習得したことで、一気に投球の幅を広げることに成功した。  夏の大会に入ってからは3回戦で好リリーフ、5回戦では先発で好投を見せて、準々決勝に臨んでいた。この試合では5回裏からリリーフとして登場した松澤は最速142キロのストレート、スライダー、シンカーのコンビネーションで投球を組み立てて、東海大高輪台打線は併殺崩れの1点に抑えていた。しかし延長10回裏、サヨナラ打を浴び、マウンド上でうずくまった松澤。しかし帝京の3年生たちはすぐに松澤を労った。それはお前がいなければここまで勝ち進むことはできなかった。そんな光景だった。
更新日時:2017.10.30

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