水上 由伸選手 (帝京三)

水上 由伸

球歴:帝京三

都道府県:山梨

ポジション:一塁手, 投手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

寸評

 昨夏は、背番号3を付けながら、時々リリーフで登板していました。中背の体格から、140キロ近いボールを投げ込んできます。 (第一印象)  ボールの勢いや球速は、ドラフト指名された先輩の 茶谷健太(ソフトバンク4位)の同時期と比べても、この水上の方が上だと感じます。今後の成長が、非常に楽しみなのではないのでしょうか。 (投球内容)  セットポジションから、勢いよく足を引き上げてきます。球速は、常時135~140キロぐらいでしょうか。変化球は、小さく横滑りするカットボールのような球と曲がりながら沈むスライダーがあるようです。  フィールディングの動きもよく、クィックも0.9秒台で投げ込んで来るなど、極めて高速なのに驚かされます。細かいコントロールはありませんが、大まかに両サイドにボールを投げ分けてきますし、四死球で自滅するというほどの不安定さはありません。 <長所>  グラブを最後までウチに抱えられており、両サイドの投げ分けは安定しやすい。足の甲での地面への押し付けもできており、ボールはそれほど上吊らないはず。球持ちも好いので、体ができてくればもっとコントロールも安定してきそう。  腕を強く振って来るので、速球と変化球の見極めも困難。ボールへの体重の乗せもまずまずで、フィニッシュでも地面を力強く蹴りあげています。 <課題>  技術的に、何か大きく直すところはありません。土台はしっかりしているので、筋力をつけて行けば、素直にそれが結果に現れるのではないのでしょうか。
更新日時:2016.01.06

将来に向けて

 高校からプロにゆくようなタイプには現時点で見えませんが、体がもう一回り、二回り大きくなるようだと面白いかもしれません。  投球フォームにも大きな欠点がありませんので、一冬越えてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか非常に楽しみ。2016年度の山梨を代表する速球派として、注目してみたいと思います。
更新日時:2016.01.06

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