大西 健斗選手 (北海)
短評
観戦レポートより抜粋(2016年8月18日) 投げてはエースの大西 健斗が2回以降、しっかりと立て直した。右スリークォーターから投じる直球は常時130キロ後半~最速143キロを計測。重量感あるストレートは連投となっていても投げることができており、低めへのコントロールがしっかりとしていること。打てると思っても、コーナーギリギリに球威ある直球を投げることができているので打ったら内野ゴロ。スライダー、チェンジアップ、カーブを低めに投げ分けができていた。コントロールが良いので、球数が少なくて済む。116球完投と、1イニングあたり、12球、13球と非常に少ない球数で収めることができている。高卒プロという凄味はないが、コントロールの良さに加え、球数少なく、負担が小さいフォームで投げられているのはケガをしたことで、自分の投球を見なおたことがきっかけだろう。1つのケガが大西を大きくさせたのであった。
更新日時:2016.08.19
短評
北海のエース・北海 大西健斗。昨年2年生ながら甲子園のマウンドを踏んだが、1人もアウトを取ることができず、降板してしまった。そして故障に苦しみ、1年間まともに投げられなかったが、この夏に復活を遂げ、2年連続の甲子園出場を導いた投手である。 2回戦ではアドゥワ誠の投げ合いを制し、勝利。右スリークォーターから常時135キロ~140キロ前後の速球には重量感が感じられ、内外角へきっちりと投げ分ける制球力があり、スライダー、フォークを低めに集める投球。ストライクを取ることに苦労していた昨年と比べるとまるで別人のようである。22年ぶりのベスト8をかけて臨んだ日南学園戦でも粘り強い投球を見せる。
更新日時:2016.08.18
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