堀岡 隼人選手 (青森山田)

堀岡 隼人

球歴:青森山田

都道府県:青森

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 青森山田に欠かせないエースへ成長を遂げた右の好投手。すべてにおいてまとまっている投手で、全国トップレベルの好投手へ、ワンランクレベルアップを期待したい投手。 (投球内容)  右オーバーから投げ込む直球は、常時135キロ~140キロを計測。コンスタントに130キロ後半を計測しており、この時期としてはなかなか速く、一冬越えて、うまくスピードアップが実現できれば、常時140キロ台が期待できるだろう。  変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ。コーナーへ投げ分けてピッチングができる投手。が、東邦戦を見ると、ストレートが高めへ浮く傾向にあり、それが打たれていた。それもあって、スライダー主体の投球。  調子自体はあまりよくなかったのだろう。春ではしっかりと制球ができた投球を期待したい。  クイックは1.2秒~1.3秒前後とまずまずのタイム。変化球の時に走られないようにしていきたい。 (投球フォーム)  ノーワインドアップから始動する。左足を高く上げていきながら、右足の膝を適度に曲げてバランス良く立つ。左足は遊撃方向へ伸ばしていきながら、重心を少しずつ下げていきながら、着地するが、この時、左足が開いてしまい、左腕のグラブを見ると、打者から正対するのが早く、いわゆる開きが早いフォームになっている。テイクバックは右ひじを畳むようにしていきながら、トップを作り、しっかりと胸を張って、リリースに入る。打者寄りでリリースすることができており、球持ち自体は良い。最後のフィニッシュでは前足にしっかりと体重を乗せて、フィニッシュを終えることができている。
更新日時:2016.01.10

将来の可能性

 投手として完成されていて、粘り強く投球もできているが、まだフォーム技術などを見ると課題も残されており、さらに開きの面を意識したり、そしてストレートにも速さ・強さというものが出てくると、もっと打たれにくい投手に成長するのではないだろうか。  神宮大会を機にさらに成長した姿を見せてくれるか大いに注目してみたい。
更新日時:2016.01.10

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