石川 達也選手 (横浜)

石川 達也

球歴:横浜

都道府県:神奈川

ポジション:中堅手, 投手, 右翼手

投打:左 / 右

身長:178.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

寸評

 成瀬 善久(現ヤクルト)など、脈々と横浜高校の投手達が受け継いできた伝統を引き継ぐサウスポー。投げない時には、スタメンで他のポジションを担うなど、高い野球センスを兼備。 (第一印象)  凄みのある球を投げるわけではないが、投手としてのまとまりがあり、しっかりゲームメイクできる先発型。 (投球内容)  まだ球速こそ、125~135キロぐらいかなという感じで、驚くような球威・球速はありません。主に打者の外角高めのゾーン中心に投球を組み立て、時には内角への厳しい攻めを魅せます。変化球は、カーブ・スライダー。現状は、三振をバシバシ奪うというよりも、打たせて取る投球が身上。  クィックは、1.15秒前後と平均的。投球フォームとの見分けの難しい牽制は、特筆もの。高校生レベルでは、思わず飛び出してアウトになってしまいます。 <長所> グラブを最後まで内に抱えられており、両サイドの投げ分けも安定。足の甲でも地面を押し付けることができ、ボールを低めに押し込みやすいはず。それでも結構高めに抜けることがまだ多いのは、リリース時のボールの押し込みが浅いからでは? 体の開きは抑えられており、ボールの出処は見難いはず。そのためコントロールを間違わなければ、痛打は食らい難いはず。また振り下ろした腕は身体に絡むなど、速球と変化球の見極めも困難。 <課題> ボールへの体重の乗せ方に課題があり、下半身が上手く使えていません。そのため打者の手元まで、球威のある活きた球が行きません。あくまでも現状は、上半身や腕を鋭く振ることで、キレを生み出すのみになっています。
更新日時:2015.11.16

将来の可能性

一冬越えてビシッとして来ると、上のレベルへの扉も開かれることでしょう。現状は、まだまだ高校生レベルの好投手といった感じ。今は、全国レベルあるいは大学など上のレベルを意識できる存在になれるかの別れ目だと言えます。 春季大会で、一回りも二回りも大きくなった姿を、ぜひ確認できたらと思います。そして夏の甲子園、全国制覇への足がかりへと期待が膨らみます。
更新日時:2015.11.16

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