綿屋 樹選手 (鹿児島実)

綿屋 樹

球歴:鹿児島実

都道府県:鹿児島

ポジション:一塁手, 三塁手

投打:右 / 左

身長:179.0 cm

体重:87.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年9月30日)  主砲のバットが好調だ。夏の甲子園に出たチームから4番を打っている綿屋が、3回戦の出水商戦に続き、今大会早くも3本目となるアーチを放ち、存在感を出している。 「『遊び』を入れて打てるようになった」 宮下正一監督は、そんな表現で綿屋の好調ぶりを評する。 「どこまでが力を抜いて、どこから力を入れて打つのか、その感覚が分かってきた」 綿屋がその意味するところを解説する。打席で一から十まで力を入れて振るのではなく、リラックスして構え、準備しつつ、インパクトの一瞬に力を入れる感覚をつかんだということだ。  3回の2ランは、序盤2回まで相手エースの緩いボールを打ちあぐねていた打線に喝を入れた。だがこの打席は「納得していない」という。力を入れるタイミングが早過ぎて、ボールを余計に引っ張ってしまい、打球はライトポール直撃の当たりだった。 「完ぺきだった」のは2本目のソロだった。こちらはライトスタンド最深部に大きな放物線を描いた。 「『遊び』がしっかり入っているから、遅い球にも対応できる。速い球なら反発でもっと飛距離が出るでしょう」(宮下監督)。
更新日時:2015.11.26

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