古賀 優大選手 (明徳義塾)

古賀 優大

球歴:明徳義塾

都道府県:高知

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:178.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2015年10月10日)  明徳義塾の2名が登場した際にはほぼ例外なく全員がストップウォッチを動かしていた。4番・捕手の古賀 優大(2年・178センチ78キロ・右投右打・友愛野球クラブ<福岡・フレッシュリーグ>出身)。古賀は旧チームからレギュラーを張る強肩捕手。  過去に明徳義塾で心技体を鍛え、現在NPBに在籍する選手に例えるならば、古賀は伊藤 光(オリックス・バファローズ)。 この土佐戦で大きく存在感を示したのは古賀 優大である。投球後の二塁送球タイムは常に1.8秒台後半から2秒0台。初回、土佐1番の吉原 太朗(2年・168センチ60キロ・右投右打・高知市立城北中出身)の企てた二盗を2.1秒・3m手前で刺した安定感のある肩に加えて、リード面でも成長が見えた。  象徴的なのは両者無得点で迎えた3回表二死三塁で前打席安打の吉原を迎えた際のリードだ。この場面、古賀は「塁も空いているし、駄目なら次打者で勝負してもいい」と強気の攻めを選択。最速135キロをマークした中野 恭聖(172センチ68キロ・右投右打・えひめ西リトルシニア<愛媛>出身)に対し、インコースのストレートを4球続けさせ2ストライク2ボールとする。  そして5球目は一旦、身体とインコースに構え、投球直前にアウトコースに位置を変えるという「新チームになってから心がけている」ゼスチャーで中野得意のスライダーを引き出し見逃し三振。その裏に5安打と自らの犠飛で3点を先制する流れをも演出した。  結局、中野は115球を投げ4安打6奪三振2四死球で完封。「完璧な攻めだった」と古賀のリードに感謝の弁を述べれば、普段は彼のリードに辛口の馬淵 史郎監督も「時々自分に酔うところもあるが、今日のリードはよかった」と高評価。その高評価はネット裏のノートにも記されたに違いない。
更新日時:2015.12.21

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