森山 海暉選手 (英明)

森山 海暉

球歴:英明

都道府県:香川

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

身長:167.0 cm

体重:66.0 kg

学年:卒業

寸評

 秋季四国大会決勝戦・今治西戦(2014年11月02日)においては、3番・遊撃手として活躍。2本の長打を含む3安打で、チームを神宮大会に導く活躍を魅せました。 (第一印象)  アウトになった打席でも、ボールをしっかり芯で捉えており、的確にボールを射抜いていたのには驚き。  (守備・走塁面)  残念ながら、一塁ゴロしかタイムが計測できず、全力で走り抜ける機会が得られませんでした。この辺は、選抜でぜひ確認したいポイント。  打球はほとんどショートには飛んで来なかったのですが、フットワーク、キャッチング、スローイング含めて、スピード感のある良いプレーに見えました。もう少しこのへんも、多くの試合を観て評価を定めたいところ。 (打撃内容) チームの三番を担う選手で、打撃の多くがセンターからライトに方向に集中しています。 <構え> ☆☆☆  前の足を引いてグリップを高めに添えるのですが、バットを完全に倒して構えます。後ろの足に重心をかけ、全体のバランスとしても並ですが、両目で前を見据える姿勢は悪くありません。 <始動> 遅すぎ  投手の重心が下るときに始動し、リリース直前に再び動き出します。このタイミングだと、一定レベル以上の球速・キレのある投手に対し対応しきれるのか気になります。全国レベルのスピードに、どのように対応するのかが選抜での観戦ポイント。 <下半身> ☆☆☆  足を小さく真っ直ぐ踏み出しており、踏み込んだ足元はブレません。そのため外角や低めの球にも、食らいつくことができます。ただし始動~着地までの「間」がないので、どうしても「点」のスイングになります。あらかじめ狙い球を絞り、その球を逃さないことが求められます。 <上半身> ☆☆☆  あらかじめ打撃の準備である「トップ」に近い位置にグリップを引いており、始動の遅さを補います。バットの振り出しはインサイド・アウトではないので、内角の捌きはどうでしょうか? それでも外の球には素直にボールにぶち当てて来るので、大きなロスは感じません。バットの先端であるヘッドも下がることなく、ボールを広い面で捉えられます。それだけ、打ち損じの少ないスイングが期待できます。 <軸> ☆☆☆☆  足の上げ下げが小さいので、目線は上下にほとんど動きません。この辺が、ボールを的確に捉えられる要因ではないのでしょうか。足のつま先まで神経がゆき、しっかり開きを抑えられています。軸足も地面から真っ直ぐ伸びており、軸回転で綺麗にスイング出来ています。
更新日時:2015.01.31

将来の可能性

 観戦した試合が出来すぎだった可能性はありますが、それにしてもすべての打席に内容のある試合でした。遊撃手としても想像以上ですし、選抜でのプレーが非常に楽しみ。ぜひ今後も、その成長を見守ってみたい一人です。
更新日時:2015.01.31

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