平沼 翔太選手 (敦賀気比)
短評
観戦レポートより抜粋(2014年11月4日) 平沼 翔太は「良くなかった」と振り返るように、球速は常時130キロ~139キロと140キロを超えることはなかった。それでも腕の振りが力強く、やはり他の投手が投げる130キロ台と比べれば、手元でも勢いが落ちないストレートを投げていた。変化球はスライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブと球種も多彩だ。 女房役の嘉門 裕介に話を聞くと、「ボールの勢い自体は悪くなかったのですが、今日はコントロールにバラつきがあって、苦しいように感じました。変化球も意図的に曲げることができるのですが、今日は変化球の曲がりも不安定で、本来の投球が出来ていなかったと思います」と振り返った。 そこで大事したのは、内角ストレートだ。5回表に無死一塁から7番圖子 優人(2年)に同点2ラン本塁打を打たれ、その後、二死満塁のピンチの招いたが4番湊 亮将(2年)を内角直球で三ゴロに打ち取ったのは見事であった。
更新日時:2014.12.12