柳 悠聖選手 (日南学園)
寸評
旧チームから公式戦で投げている投手で、重心が深く沈ませ横手からキレのある球を投げ込んできます。 （第一印象） それほど一年前と、見た感じ変わっていませんでした。特にキレのある球が持ち味で、その球は健在でした。 （投球内容） 球速は125キロ前後のキレのあるストレートと、スライダー・シンカーとのコンビネーション。特にコースに丹念に突いてきますが、キレ型の球質のせいか球威に欠けるので甘く入ると痛打を浴びてしまいます。 ＜長所＞ 腕が強く振れていますし、重足を低く沈むめて躍動感のあるフォームを実現。球速以上に感じさせる、ボールの勢いがあります。 サイドですが体の開きが早過ぎることなく、下半身も使えて投げているのが好いところ。 ＜課題＞ ちょっとグラブが最後まで内に抱えられず、後ろに抜けがち。よりコントロールを重視するのであれば、しっかり最後まで身体につけるぐらいの位置で抱えることではないのでしょうか。そうしないと、外に逃げようとする遠心力に身体が持って行かれてしまい、制球を乱す要因になります。
更新日時：2014.05.20
将来の可能性
チームには、横川楓薫という実力派左腕もおり、切磋琢磨して成長して欲しいと思います。甲子園を掴むためには、やはり 柳 投手の力は欠かせません。全国の舞台でも、そのキレのある球をぜひ披露してくれることを期待してやみません。
更新日時：2014.05.20