小谷 実希也選手 (京都翔英)

小谷 実希也

球歴:京都翔英

都道府県:京都

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:172.0 cm

体重:69.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜では、背番号9をつけながらセンターとして出場。チームの核弾頭として、ライト線ツーベースを放ったかと思ったら、左中間スタンドに本塁打を放つなど大活躍でした。 (第一印象)  バットを短く握ってコンパクトなスイングをしているのですが、小力があるのか思っきりの良いスイングで長打を連発。   (守備・走塁面)  一塁までの塁間を4.55秒前後で到達。これを左打者に換算すると、4.3秒前後と数字的には早くありません。それでも新チーム結成以来の181打席で25盗塁ですから、プロの規定打席である446打席に換算すると、1シーズンあたり62個のペースで走っていることがわかります。こう考えると、その数字以上に盗塁決める技術があり、もっと早いタイムで駆け抜けることも期待できるのではないのでしょうか。    中堅手としても、落下点までの入りにも無駄がなく、余裕を持ってプレー出来ています。地肩の強さがよくわかりませんでしたが、中堅手としての能力も平均以上ありそう。走力・守備力共にバランスが取れた選手です。   (打撃内容)  前足を引いて、グリップを高めに添えます。始動は遅めで、ボールをよ~く引きつけて叩く長距離タイプ。小さな体でもボールを遠くに飛ばせるのは、始動の遅さに影響があるのかもしれません。 <長所>    足の上げ下げが小さいので、目線が大きくブレません。踏み込んだ足元もブレないので、外角や低めにも対応。選抜の敦賀気比戦でも、右に左へと打ち返していました。また軸足も地面から真っ直ぐ伸びて安定しており、軸を起点に綺麗な回転で振れています。   <課題>  始動が遅い分いろいろな球に対応するというよりは、狙い球を絞り、その球を逃さない「鋭さ」が求められます。
更新日時:2013.05.17

将来の可能性

 選抜では、僅か1試合で甲子園を去りました。しかしその存在感は、エースの 榎本和輝 も負けないもの。夏の甲子園では、もっと長く残れるような活躍を後押しして欲しいところ。三拍子バランスが取れているので、大学などでも野球を続けて行ける素材ではないのでしょうか。 
更新日時:2013.05.17

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