眞下 健太選手 (国士舘)

眞下 健太

球歴:国士舘

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

寸評

 国士舘らしい打ちにくさを勝負する左の技巧派投手。西東京の強豪校からすれば嫌らしい投手ではないだろうか。  左スリークォーターから投げ込む直球は常時125キロ~130キロぐらい。決め球は右打者の内角と左打者の外角に決まるストレート。このストレートを軸にスライダー、カーブ、チェンジアップを内外角に散らせながら打たせて取る投球を見せる。大成戦では甘いボールも少なく、打者の打ちにくいところに投げたり、打ち気がない打者にはストライクを先行させたりと、なかなかうまい投球を見せていたが、帝京戦では打ち込まれていた。 かなり警戒されていた中で、打たれたのだろう。警戒された中で、打者の特徴を掴んで抑える投球術を磨いて欲しい。  クイックは左投手ながら1.15秒~1.25秒と素早いクイック。クイックしながらコントロールが乱れないのが魅力的。 (投球フォーム)  セットポジションから始動し、右足を高く上げていきながら、一本足で立つ。右足を一塁方向へ足を伸ばしていきながら、右足の膝を折りたたみながら着地する。この時インステップ気味になり、膝が突っ張った状態になってしまい、下半身が連動せず上半身の旋回だけで終わっている場合が多い。左肘の使い方を見ると打者寄りで離すことができているので、球持ち自体は悪くない。インステップを抑えて、下半身と上半身が連動したフォームになっていくと球速はより上がっていきそうだ。
更新日時:2013.04.14

将来の可能性

 投球術はそれなりのレベルに達しており、左腕ということもあり、重宝される存在ではないだろうか。夏まで球速・球威を伸ばしながら、相手打者の的を絞らせない投球に磨きをかけていき、西東京の強豪校にとっては厄介な印象を与える投手になるか注目していきたい。
更新日時:2013.04.14

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