山末 貴哉選手 (土岐商)

山末 貴哉

球歴:土岐商

都道府県:岐阜

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:66.0 kg

学年:卒業

寸評

観戦レポートより抜粋(2013年03月30日)  新2年生・山末貴哉の打棒が爆発した。初回、一死三塁の好機でレフトへタイムリーを放つと、3回裏にもレフトへのタイムリー二塁打でチームに追加点をもたらした。さらに第4打席のヒットで「猛打賞」をマークすると、続く第5打席には高校通算5本目となるホームランをレフトスタンドまで届かせ、気分よさそうに「サヨナラコールド勝ち」のホームイン。174センチ・69キロと特別大柄ではないが、注目バットマンの座に名乗りを上げた。  昨夏は1年生ながらトップバッターに抜擢された山末が、春を迎えて進化していた。本人はその理由を「冬の間に取り組んだ、いろいろな種類のバットを振る『スイング・サーキット』の練習が効きました」と分析。長いバット、短くて重いバット、ノックバットなどをサーキット形式で回しながら振り込むメニューが、スイングスピードをアップさせたのだ。「甘い球は打ちますね。打撃なら当てにできます」と工藤昌義監督からの信頼度も高い。この日は公式戦で初めて3番打者として起用されたが、役割を十分に果たした。  計4本の長短打は、全てレフト方向へのものだった。ボールを前で捉える打撃スタイルだからだろう。スイングには遠心力やヘッドの重さが生かされていて、打球が左方向へポンポン飛んでいく。それでも本人は「今日は朝からポイントが前になりすぎて、突っ込む形になっていたんです。なので、意識して引きつけて打つようにしました」と微妙な部分での対応力も持ちあわせているようだ。
更新日時:2013.04.02

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