岩下 大輝選手 (星稜)
短評
観戦レポートより抜粋(2014年8月20日) 岩下 大輝は1回戦の静岡戦(試合レポート)、2回戦の鹿屋中央戦(試合レポート)よりも、制球に落ち着きを見せる。 130キロ後半~140キロ前半の速球が両サイド、低めへしっかりと投げ分けが出来ている。カーブで緩急を付けながら、ストレートで2ストライクに追い込んで、2ストライク目からスライダー、フォーク、ストレートを低めに放ち、三振を奪う。投球パターンがしっかりと構成されており、八戸学院光星打線は手も足も出ず、7回まで無得点。
更新日時:2014.08.21
短評
観戦レポートより抜粋(2014年8月18日) 星稜のエース・岩下は最速144キロを計測する本格派だが、投球の主体はドローンと斜めに変化する120キロ前後のスライダーだ。 それほどキレがあるようには見えない球だが、鹿屋中央の打者のバットはくるくる回る。投げた瞬間にスライダーとわかるような緩い腕の振りでも、考えてみればストレートのときもゆったりした流れの中で投げているので、打者はどっちの球種がくるのかわからないのだろう。 スライダー以外でも130キロ台前半のカットボールにフォークボールらしき小さく落ちる球もあり、技巧的な部分に光るものがあった。
更新日時:2014.08.19