小坂井 智朗選手 (日大藤沢)

小坂井 智朗

球歴:日大藤沢

都道府県:神奈川

ポジション:捕手

投打:右 / 左

身長:180.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

寸評

 日大藤沢の好捕手。春先は怪我で捕手として復帰したのは4回戦の藤沢翔陵戦から。バットコントロールにおいては秀でたものがある。夏では攻守でパワフルな活躍を見せてくれそうだ。 (打撃)  スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩の位置において背筋を伸ばして構えている。両目でしっかりと投手を見据える事ができており、筋の良い構えをしている。  投手の足が降りたところから始動を仕掛けて トップの位置を見ていくと捕手側方向へ引きつけていきながら、捕手側方向へトップを形成する。肩口から振り出して、スイングの軌道に無駄がなくインパクトに入る事ができているため、バットコントロールは良い。膝も柔らかく使う事ができる選手で、低めの変化球も手元で呼び込んで打ち返しており、速球、変化球ともに対応ができている。  ただ体が突っ込みがちなところがあり、前捌きの打撃で打球を飛ばしているが、木製では呼び込んで打ち返していかないと打球が飛ばないので、強く打球が打てる形を固めて欲しいところだ。 (守備・走塁)  スローイングは2.00秒~2.10秒前後と超えてしまっている。どうやら彼が捕手として復帰したのは県大会の藤沢翔陵戦からで、肩、肘のどちらかを痛めていた事が考えられる。夏までにどこまでスローイングを回復できるか注目していきたい。  キャッチングを見ていると、しっかりとミットを投手に示して、柔軟にキャッチングができていて、ワンバウンド処理もしっかりしていて、ベースカバーも怠ることもない。常に周りを見ながらプレーしており、視野の広さもありそうだ。捕手指導に定評ある山本監督の下、しっかりと捕手としてのスキルを高めているのだろう。リードについてはかなり腐心している様子だった。
更新日時:2013.05.05

将来の可能性

 打撃技術は見所があり、大きな欠点が少ない好打者。捕手としてはそれなりの力量は備わっているが、まずはひ弱さが見られたスローイングを磨くこと。最低でも2.00秒をベース角にストライクスロー出来るまでになってほしいところ。盗塁を刺せるスローイングが出来るようになれば、味方投手を救うことになる。  最後の夏には攻守両面でレベルアップし、勢い有る日大藤沢を牽引してほしい。
更新日時:2013.05.05

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