髙島 翔太選手 (常総学院)

髙島 翔太

球歴:常総学院

都道府県:茨城

ポジション:中堅手, 外野手

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

寸評

 昨年の選手権では松井 裕樹から三塁打を放ち、関東大会では2本塁打を放つなど、俊足巧打堅守の三拍子が揃った左打ちの外野手である。印象的な活躍を見せてくれるので、常総学院の選手の中では何かをやってくれるだろうと期待感を持って見られる選手だ。 (打撃)  スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手の足が着地した状態から始動を仕掛けて、小さくステップをして、真っ直ぐ踏み込んでいく。足上げが小さいので、上半身を柔軟に使えて、下半身は膝の割れが重要になっていく。  トップの動きを見ていくとグリップが入りすぎずに形成することができていて、懐を開ける工夫をすれば、インコースも捌けそうなスイング軌道をしている。下半身についてだが、ストレートのタイミングで待っていて、その時は非常に良い形で打つことができている。ボールを呼び込んで打つことができていて、特に高めのストレートに強く、スタンドインすることができている。 逆に変化球に対しては腰砕けとなった形で打ってしまい形は良くない。変化球に対しても、膝を柔軟に使えるかがキーポイントになるだろう。外野手の間を抜ける長打を華って、チャンスを切り開いていく打者となっていくだろう。 (守備・走塁)    打球に対する反応を見ると、一歩目は速く、守備範囲の広さは高校生として標準のレベルのモノがありそうだ。肩もなかなか強く、内野へ返すスローイング、バックホームするスローイングは中々強い。センターになった時にどれだけの守備力を発揮してくれるか注目してみたい。  塁間タイムは4.00秒前後、三塁打のタイムは11秒65と中々の俊足であり、足を売りにできる選手であろう。
更新日時:2013.02.17

将来の可能性

 今年の常総学院の打線では最も期待出来る選手だが、まだ打撃面では雑な打撃が多く、もったいない打席が多い。その雑さを少しずつなくしていき、自分の形で、また投手に応じて対応していけば、さらに打率を残せる選手であることは間違いないだろう。今年は主力打者としてチームの勝ちに貢献する一打を見せていってほしい。
更新日時:2013.02.17

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