谷川 文仁選手 (長崎日大)

谷川 文仁

球歴:長崎日大

都道府県:長崎

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:183.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

寸評

 長崎日大の右の本格派。創成館大野 裕麻とともに注目される存在。均整の取れた体格に、183センチの長身。見栄えする体格で、成長した時が楽しみな投手。 (投球内容)  右スリークォーターから投げ込む直球は常時135キロ前後ぐらいか。まだ強く腕が振れていないので、体格ほどボールが来ていない。これで腕を鋭く振れていくようになると、140キロ近くを計測するのではないだろうか。  変化球はスライダー、カーブ、縦に鋭く落ちるスライダーはそれほど脅威になるような球種ではないが、淡々と投げ込んで投球を組み立てている。速球もある程度の球速は出ているものの、空振りを奪えるほどのものではなく、コーナーの厳しいところへ投げ込んでいる。ゴロを打たせ、見逃し三振を狙う投球スタイル。  課題はクイックは1.3秒~1.4秒台とそれほど速くないこと。フィールディングの動きも甘く、もっとこのへんの動作を鍛えていくべきであろう。 (投球フォーム)  セットポジションから始動し、左足はあまり引き上げずに重心移動に入る。恐らく軸のブレを少なくするためであろう。左足を三塁方向へ踏み出していきながら、インステップ気味に踏み出す。左腕のグラブを斜めに伸ばしていきながら、開きを抑える。内回りの旋回をしていきながら、トップを作る。しっかりと肘が上がっていて、胸のハリも良い。そしてリリースに入る。リリースポイント自体は安定していて、まだぐっと体重が乗らないのか、まだ腕の振り自体が弱い。フォーム自体は纏まっているので、体力強化でもっと速くなっていきそうだ。
更新日時:2013.03.09

将来の可能性

 投球内容、体格、フォーム技術を見るとこれから上手く肉付けをしていけば、プロのスカウトから注目される存在になりそうだが、本格化するのはもっと先になりそう。土台は良いので、しっかりと総合力を高めて、今年の長崎を代表する投手担っていくことを期待したい。
更新日時:2013.03.09

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