飯野 周太選手 (修徳)

飯野 周太

球歴:修徳

都道府県:東京

ポジション:中堅手, 外野手

投打:左 / 左

身長:175.0 cm

体重:79.0 kg

学年:卒業

寸評

 修徳の核弾頭。修徳の選手の中ではバットコントロールではピカイチの選手ではないだろうか。 (打撃)  彼は右、左に綺麗にはじき返すバットコントロールが売り。逆方向にも強い打球を打ち返せるのが強みだ。  スタンスはスクエアスタンス。グリップを高めに置いて背筋を伸ばして立つことが出来ている。  投手の足が降りたところから始動を仕掛けていく、早めに始動を仕掛け、準備をする体制だ。右足を高く引きあげる。それによりしっかりと間を取っていき、インステップ気味に踏み込んで打ちに行く。  トップの動きをみるとややヒッチさせるようにトップを作っている。しっかりとバックスイングを取っているので、振り出した打球は中々速い。インパクトまで肩口から振り出すようにして、スイングするので、インパクトまでロスのないスイングができている。いわゆる最短距離でバットを振りぬくことができている。  下半身の動きをみると踏み込んだ足がぶれず、しっかりと踏ん張ってボールを打ち返すことができている。膝を柔軟に使って、上体が突っ込まずに低めの球を振り抜くことができており、柔軟な打撃が出来る選手だ。  足をしっかりと上げながらも、目線がぶれず、捉えた時の軸は安定しており、上半身と下半身のバランスが取れた打撃フォームをしている。 (守備・走塁)  打球に対する反応は良く、落下地点までの到達が速い。地肩の強さはまずまずの強さだが、何よりコントロールが良く、低い軌道で、ワンバウンドで収めており、実戦的なスローイングができている。  走塁については殆どヒットで、タイムを測ることができなかった。その後の試合では三塁打のタイムでなかなかのタイムを計測したようで、かなりの俊足のようだ。
更新日時:2012.11.03

将来の可能性

 攻守にバランスがとれた選手。打撃はバットコントロールが秀でていて、守備は脚力を活かした広い守備範囲が光る。高卒プロ云々というタイプではないが、三拍子揃った外野手として、大学以降でも活躍が期待できそうなプレーヤーだ。  この1年、攻守両面を磨き上げ、都内屈指の外野手として呼ばれる存在になることを期待したい。
更新日時:2012.11.03

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