内田 靖人選手 (常総学院)

内田 靖人

球歴:常総学院

都道府県:茨城

ポジション:捕手, 一塁手, 三塁手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:89.0 kg

学年:卒業

寸評

 2013年度の茨城県を代表する大型内野手。新チームでは故障により一塁であったが、選抜から再び本職の捕手に戻る。数少ない大型選手なだけに選抜で大きくアピールすることができるか。  (打撃)  彼は大型打者ながら広角に打ち返す事ができること。対応力が高い。  スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて構えている。腰が座った構えで、筋の良さを感じる構えである。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っ直ぐ踏み込んでいく。トップの動きを見ていくと捕手側方向に引いていき、降り出している。  この選手の特徴として右打ちが上手いこと。松井 裕樹桐光学園)の縦スライダーに対しても、前膝が突っ張らずに我慢できた状態で捉えることができていること。体格は大型打者らしいが、案外、器用な打撃ができるのが内田なのだ。  打撃の形は悪くない。実戦的なのだが、なにかこぢんまりとした打撃で面白みはない。自分の打撃の形は大事にしつつ甘く入ったボールをスタンドインさせるような迫力があると面白い。  (守備)  サードの守備を見るとまだグラブ捌きが怪しいが、動きはなかなか良い。セーフティバントの時にも素早く反応し、ボールを処理することができている。地肩は強く、捕手としてどんなスローイングを見せてくれるか興味深いところだ。
更新日時:2013.02.17

将来の可能性

 松井 裕樹に対し、簡単にアウトにならないところを見ると対応力の高さは中々のモノだが、大型打者なので、もっと甘く入ったら本塁打にするぞというぐらいの怖さはあってもいい。  三塁守備を見る限り、動きは中々良いので、大型内野手として期待していたが、捕手に戻ったということで、捕手としてどんな動きを見せてくれるか注目していきたい。
更新日時:2013.02.17

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