武 拓人選手 (桐光学園)

武 拓人

球歴:桐光学園

都道府県:神奈川

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

身長:171.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年夏からショートストップのレギュラーを掴んだプレーヤー。打撃ではコツコツと鋭いゴロを放ち、守備ではリズミカルな守備を披露する。 (打撃)  打席の内容を見ると、積極的にボールを打っていく選手ではなく、狙い球を絞りながら自分の打てるボールを探っていくタイプ。140キロ台の速球に対してもしっかりと見極めて打ち返している。  スタンスはオープンスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手の足が降りたところから始動を仕掛ける。早めに始動を仕掛け、小さく足を上げてインステップ気味に踏み込んでいる。トップの動きを見ていくとグリップが入りすぎずにトップを形成することができており、インパクトまでロスの無いスイングができている。インコースにも対応ができていて、ストレートも140キロ台についていくことができている。  ただ外角のスライダーを捌けるかは分からなかった。彼のような小技を売りとする選手にはヒットは求めていないが、カットで崩せる嫌らしさを持ち合わせているか春ではこの部分を確認していきたい。  目線がずれず、しっかりとミートすることができていて、打率を残していける選手ではないだろうか。 (守備・走塁)  塁間タイムは4.00秒前後を計測。盗塁は見せなかったが、ここぞという場面で、セーフティバントで相手をかき回すなど、自分の役どころを理解している選手だ。  守備においては非常にリズミカルで、捕球から送球までセンスの良い動きを見せている。地肩はそれほど強い選手ではなかったが、セカンドも担える体のキレがあり、今後も小技を仕掛けられるプレイヤーとして色付けしていきそうだ。
更新日時:2013.02.24

将来の可能性

 攻守においてセンスの良さが見られる選手。体格的なものにひ弱さを感じるが、技術的には大きな欠点はなく、安定して結果を残していける選手ではないだろうかスイングの力強さを身に付け、走塁では盗塁も簡単にできる技術、守備では武ならば安心だというぐらいの安定感が欲しい。 あと2年間、小兵タイプのスペシャリストとして実に嫌らしい選手になっていくか注目をしていきたい。
更新日時:2013.02.24

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