加藤 将之選手 (明豊)

加藤 将之

球歴:明豊

都道府県:大分

ポジション:外野手

投打:右 / 左

身長:177.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

寸評

 明豊の4番に座る左打者。振り切った思い切りのよい打撃、俊足と強肩が売りにした外野守備が光る。技術・センスは稲垣 翔太に劣るかもしれないが、強く振るということに関しては彼が上である。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩の位置に置いてグリップは予め引いて膝を曲げて少し重心を下げて背筋を伸ばして構えている。腰が据わっており、筋の良さを感じる構えである。投手の足が降りたとこから始動を仕掛けていき、足をしっかりと上げて真っすぐ踏み込んで打ちにいく。トップの動きは深く取っていき、しっかりと形成することができている。ややスイングの孤は大きいが、しっかりとボールを叩くことができており、力強い打球を飛ばすことができている。踏み込んだ足はしっかりと支えることができており、フォロスルーも大きく、しっかりと振り切っているのは非常に良い。そのため打球自体は力強い。ただ気になるのは始動時に頭の位置に動いて目線がぶれてミスショットが多くなること。これを防いでいければ、打てる確率は高まっていくだろう。 (守備・走塁) 打球に対する反応はまずまず、守備範囲は高校生としては広い。地肩の強さは高校生として基準以上で、中々力強い返球が出来ている。 塁間タイムは4.10秒前後で脚力は高く、良さを感じた。盗塁自体は少なく、まだ盗塁への意欲はそれほど高い選手ではない。
更新日時:2011.08.20

将来の可能性

 とにかく強く振るということに関しては光るものを感じられる選手であった。技術的にはしっかりしており、あとは打撃フォームの安定性を高められるかが上のレベルで活躍するカギとなるだろう。 走塁・守備では際立つモノは感じなかったが、俊足・強肩であることを踏まえると一段と高いレベルを求めることが出来る選手ではないだろうか。大学・社会人で活躍する選手は基礎+人並み以上の身体能力を持った選手が上に立つことができる。彼も走攻守すべてに拘りを持って活躍していただきたい選手であった。
更新日時:2011.08.20

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