横山 雄哉選手 (山形中央)

横山 雄哉

球歴:山形中央

都道府県:山形

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:182.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

スラッとした投手体型の選手で、小さなテイクバックから、ピュッと思わず打者が差し込まれるようなキレのある速球が魅力です。その筋の良さそうな投球フォームや体型からも、春・夏の甲子園でスカウト達から熱い視線を集めたサウスポー。 (投球内容)  球速は、常時135~Max140キロ程度と、驚くような球威・球速はありません。しかし球にキレやあり、身のこなしも柔らかく、その将来性は高く評価されています。けして四死球で自滅するようなタイプではないのですが、結構ストレートの球筋は暴れます。特に精神的に余裕がなくなってくると、甘い球が多くなる欠点があります。  変化球は、カーブ・スライダーなどで、左投手独特のスクリューのような逃げながら落ちる球種は見当たりません。速球も変化球も、両サイドに球を散らせる投球スタイル。ただレベルの高い相手になると、三振を奪える決め手に欠ける傾向がありました。それでも夏の山形予選では、イニング数を上回る奪三振を奪っています。  クィックは、状況に応じて使ったり、使わなかったり。使ったときは、1.0~1.2秒前後で投げ込むなど、基準以上のものがあります。牽制は、「間」を外したりする時に使うぐらいで、あまり刺そうと言う意図は感じられません。フィールディングは落ち着いておりますが、平均的なレベルといった感じでしょうか。  自分のリズムで、ポンポンと投げ込めている時には問題はありません。しかし精神的に余裕がなくなってくると、身体も突っ込みますし、甘い球が増えてきて痛打を食らいます。そういったセルフコントロールが、今後の大きな課題だと言えるでしょう。  
更新日時:2011.01.30

将来の可能性

体幹を中心に鍛えて、この冬で如何に成長してくるのか注目したいです。まだ球威・球筋の安定などに欠け、不安定な面は否めません。今のままだと、素材型のまま伸び悩む要素も少なくありません。身体がビシッとしてくると、見違えるような投球が期待できそうです。  秋の時点では、全国でも3本の指に入るぐらいの左腕です。一冬越えた春季大会あたりで、彼が大きく成長しているようだと、ドラフト戦線も大いに盛り上がることでしょう。そうなれば、一躍上位候補として評価されているはず。ぜひその成長ぶりを、生で確認したいと思わせるドラフト候補です。
更新日時:2011.01.30

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