山﨑 康晃選手 (帝京)

山﨑 康晃

球歴:帝京

都道府県:東京

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

寸評

帝京の三番手投手。フィリピン人の母を持つハーフ。ごつい体型をした投手が多い中で、一人だけしなやかな体型をした投手で、「帝京らしくない本格派投手」と評しています。選抜では1試合だけの登板でしたが、素材の良さは見せ付けてくれました。 (投球スタイル) ストレート144キロ 常時130キロ~142キロ スライダー 125キロ前後 フォーク 125キロ前後 指先にしっかりと掛けることができますので、非常に伸びのあるストレートを投げ込むことができています。変化球はスライダー、フォークを投げてきますが、フォークは昨年よりも落差が増してきていますので、空振りを奪えるボールです。他にも彼がナックルと称する変化球があり、このボールは落差が大きく、軌道が不規則なので、中々厄介な変化球です。この投手の良さは球持ちの良さと優れた指先感覚にあると思います。指先に力をうまく伝えることで伸びのあるボールを投げ込むことができていますし、また多くの変化球を自在に扱っています。かなり器用な投手ではないでしょうか。 投球フォームを見ていくと、軸のバランス・肘のしなり・球持ちの良さ・体重移動の滑らかさ・鋭い腕の振りと長所の部分が多く、殆ど欠点がありません。気になるのは上背がないので、角度と怖さをあまり感じられないところでしょうか。しかしそれを縦の変化球を使い分けてカバーすることができています。
更新日時:2010.06.30

将来の可能性

 あまり登板の機会が少ない投手ですが、素材の良さはピカイチです。この投手は良い意味で、自分の色があること。ここ最近の帝京の投手にはあまり見られないタイプの投手で、プロの指導によって大きく化ける可能性を持った投手です。リリーフ専門ですが、最後の夏にはエースとして投げることに拘ってください。鈴木、伊藤と切磋琢磨しあいながら、最後の夏は集大成といえる投球をぜひ見せて欲しいですね。
更新日時:2010.06.30

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です