藤村 将次選手 (茂原)

藤村 将次

球歴:茂原

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 千葉経大附戦では3番手から登板した右のエース。体格といい、球筋といい、大学でも続けていける技量を持った投手であった。  右スリークォーターから投じる直球は常時130キロ前後ぐらい。ボールの勢いはさすがエースと呼ぶに相応しいボールだが、直球以上に良いのが変化球の切れ味。スライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分けるが、特に良いのが縦割れのカーブ。打者の手元で急激に落ちるカーブはこのカーブは千葉経済附打線も対応に苦しんでおり、味をしめたのか、どんどん投げ込んでまともにミートさせなかった。ただストレートのコントロールに苦しんでいたということもあり、変化球中心の投球に終始していた。  千葉県の怖さは普通の公立校でも変化球の制球力が長けた投手が現れること。番狂わせが起こるのは決して偶然ではない。この試合では負けたものの、十分に強豪校に対抗できる実力を示してくれた。 クイックも1.1秒前後の素早いクイックができており、牽制も卒無く入れている。 (投球フォーム)  ノーワインドアップから始動し、左足を上げて、立った時のバランスは良い。左足をショート方向へ伸ばしていきながら、重心を下げていき、着地するが、左膝の開きが早く、それによって左肩の開きが早くなってしまっている。テークバックは内回りの旋回をしていきながら、トップを作りリリース。やや腕の振りが外旋して、球離れが早くなり、肩で投げている時が見られる。負担がかかりやすいので、気をつけてほしいところだ。
更新日時:2013.01.27

将来の可能性

 まだストレートの制球力、開きの早さなど実戦的な課題が見られるが、それでも公立校の投手としては中々のレベルの投手であった。体格もよく、投球内容を見ると大学レベルで続けていける素材。ぜひ高いレベルに挑戦していただきたい投手である。
更新日時:2013.01.27

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