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卒業生
近藤 正崇

近藤 正崇(東海大相模)

都道府県:
高校:
学年:
2012 年卒
ポジション:
投手・外野手
投打:
右/右
身長:
182 cm
体重:
76 kg
データ最終更新日:2011年7月5日

寸評

東海大相模のエース。2年生の時点でマックス141キロを投げ、一二三 慎太に次ぐ速球派投手として期待をかけられ、新チーム以降はエース。しかし足の故障の影響もあり、物足りない投球が続いた。冬は手術をし、上半身と体幹部分を鍛えて甲子園に乗り込んだ。大垣日大戦で甲子園初登板を果たし、鹿児島実戦では完封勝利を挙げてチームののろしを上げることができた。今までのように全身をすべて鍛えたわけではないのにこの完成度の高さ。夏までしっかりと鍛え込んでいけばドラフト候補として注目される筋の良さは感じた。

(投球スタイル)
マックス140キロ
常時130キロ~130キロ後半
スライダー 115キロ前後
縦のスライダー 115キロ前後
カーブ 90キロ前後 
大垣日大戦では久しぶりの登板ということもあってやや制球を乱れ気味であったが、直球の威力は悪くなかった。緊張が解れた鹿児島実業戦では実に目覚しい投球を披露。豊かな体格から振り下ろすストレートの威力は非凡なものがあり、コンスタントに130キロ広範を計測。しっかりと調整をすればドラフト候補クラスと呼ばれるだけの筋は感じた。変化球はスライダー、フォーク、カーブ。変化球のキレは平凡だが、ストライクコースへコントロールできているためコンビネーションに組み入れることができている。

(クイックタイム・フィールディング)
クイックタイムは1.2秒前後とまずまずのクイックができており、牽制もしっかりと入れてくる。フィールディングの動き自体は悪くない。

(打者への攻め)
・右打者
外角中心にストレート、スライダーを投げ分ける配球。きっちりと外角にコントロールすることができており、虚を突くようにインコースへ投げることができている。
・左打者
外角中心にストレート、スライダーを投げ分ける配球だが、虚を突くようにインコースへ突く。内角を意識させて外角で外して打たせて取る。そういったリードができる佐藤の上手さと近藤の制球力の高さによってできるものである。

(投球フォーム)
セットポジションから入る。左足を上げていき、右足は真っ直ぐ立つ。軸足にしっかりと体重を乗せる。左足をショート方向へ伸ばしていきながら着地する。重心をそれほど下げないフォームで、軸のブレを防ぐことを意識した投球フォームに感じられる。左腕のグラブを真っ直ぐ伸ばして正対させる。テークバックを取っていき、しっかりとトップに入る。この時に左肩の開くタイミングが早いのが気がかり。リリースを見ると腕の振りの位置は低く、自然に腕を振りぬくことができている。安定した投球フォームだ。だが怖さを感じない。打ちにくさを感じない。一つタイミングが合うと打ち易さを感じる投球フォームでもある。関東大会・甲府工業戦でめった打ちを喰らったのはこのフォームの脆さが嵌ってしまった影響が考えられるだろう。

将来の可能性

手術明けということで選抜まで復調するのか懸念していたが、予想以上のパフォーマンスで驚きだ。昨年から見ていて発見したことは投球が上手いこと。両サイドへ散らしていきながら、縦の変化を使い分けるのが上手い投手だ。課題としてはフォームに間がないことか。手術明けということで万全の状態で投げることに精一杯で、相手から打たれ難いフォームに工夫する時間はなかったのだろう。しっかりと調整する時間はあるので、夏には145キロ前後までスピードアップすることを期待したい。春夏連覇を狙う東海大相模にとって一番のキーマンはエースの近藤 正崇であることは間違いない。夏では春よりも進化した姿を見せることができるか注目である。

情報提供・文:2011.07.05  河嶋 宗一

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