古澤 新次選手 (川口市立)

古澤 新次

球歴:川口市立

都道府県:埼玉

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

リトル日本代表経験者が埼玉の公立校にいた 通算13本塁打をマークする逸材


 埼玉県の川口市立は、充実した練習環境などが人気で、県内では近年人気が高まっている。昨年秋は3回戦で姿を消したが、逸材が揃うなど、春以降に一気にブレークする可能性がある。  特に注目すべきなのは、高校通算13本塁打まで積み重ねている古澤 新次捕手(2年)だ。  小学生の時はリトルリーグで日本代表に選出された。そのときは二松学舎大附(東京)・五十嵐 将斗内野手(1年)とともに日の丸を背負って戦った。  もっとも光るのはバッティングだ。右手で強く押し込むように鋭く、そして豪快なスイングが印象的。打球も痛烈で、高校通算13本塁打を記録するのもうなずける。  順調なスタートだったわけではない。1年生の6月からケガなどで長期離脱をし、数試合の出場にとどまった。2年生になってから出場チャンスを増やし、実質1年間で13本塁打まで積み重ねてきた。  割れを作るなどしてスイングの修正に着手した。カブス・鈴木 誠也外野手(二松学舎大附出身)の映像と自身のフォームを比較しつつ、「左半身だけ打ちに行く」ようなイメージで振り込み続けて、割れの感覚を養い、打撃向上に結び付けた。  新チームから本格的に始めたという捕手としても、遠投98メートルの地肩があるなど、潜在能力を秘めている。「力まずに伸びる送球ができるようにしたい」と、フットワークを課題にレベルアップを図っている。  攻守でチームのカギを握る古澤は、春に一気にブレークし、県内屈指の強打の捕手として名を上げることができるか。
更新日時:2023.01.29

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