小川 慶也選手 (西条)

小川 慶也

球歴:西条

都道府県:愛媛

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

(観戦レポートより抜粋 2012年03月30日) そして西条で采配を振るうラスト大会となる今大会。ついに根気強く育ててきた「個」が花を開いた。その彼の名は「小川慶也」。1年春から主戦として大きな期待を背負いながらも、これまでは185センチ77キロの恵まれた体を活かしきれず、スタミナ不足と制球難を露呈してきた右腕である。  3月10日に行われた今季練習試合初戦の東温戦でも、「昨年夏前に覚えて冬にマスターした」120キロ台スプリットをはじめ、カーブ、スライダー、カッとボール、チェンジアップのいう多彩な変化球の切れには見るものがあったが、肝心の制球力はグラブの開きが早いことから5回与えた四死球4個今ひとつだった小川。  ところが、この宇和島東戦では「監督からアドバイスを受けてグラブを前に出して中に絞るフォームに変えた」ことで、制球力が抜群に安定。9回で6安打9奪三振。加えて四死球はわずか3に抑え、センバツベスト8進出の鳴門(徳島)を3月15日の練習試合で7回2安打無失点に抑えた実績を改めて証明したばかりでなく、セットポジションからの投球にもかかわらず試合当初から136球を投じた9回まで140キロ台を連発。さらに自己最速となる145キロもマークし、最速144キロ右腕の宇和島東中川 源和(3年)登板回避に当初がっかりしていたNPBスカウト陣を色めきたたせたのである。
更新日時:2012.03.30

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