武次 春哉選手 (西脇工)

武次 春哉

球歴:西脇工

都道府県:兵庫

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2016年7月22日)  西脇工の武次 春哉は、140キロ台を投げ込む速球派左腕として評判だったが、正真正銘の140キロ左腕だった。それほど上背はないのだが、ノーワインドアップから始動し、右足を高々と上げていきながら、それでいて、バランス良く立つことができて、身体を沈み込んで、テークバックを大きく取って、投げ込むフォームは躍動感があり、これはまさに速球投手らしい強さのあるフォームだと直感した。立ち上がりから、コンスタントに、140キロ前後(最速141キロ)を計測。そのストレートは非常に力強く、140キロ以上は20球は計測していた。投げたいときにいつでも投げられる、それぐらい迫力十分のストレートだった。凄いのは、それだけではない。120キロ前後のスライダー、125キロ前後のフォーク系の変化球も鋭く、それでいてコントロールも両サイドへ投げ分けることができる。  総合力でいえば、兵庫県内で見てもトップレベルと言っていいほどの実力を見せる好投手であった。高卒プロというタイプではないが、大学・社会人で活躍ができる能力、馬力、精神力を持った投手であった。
更新日時:2016.07.23

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