大学選手権へ残る切符は6枚!東京六大学など優勝争いの行方
6月11日に開幕する第67回全日本大学野球選手権大会は出場27校のうち21校が決まっています。
決まってないのは、東京六大学、東都大学など6連盟です。今回は各地の代表(優勝)争いを整理していみたいと思います。
≪北海道学生≫=勝率制
7勝1敗の苫小牧駒澤大学を6勝1敗1分の函館大学と6勝2敗の東京農業大学北海道オホーツクが追っています。
最終節は自力優勝の可能性が唯一ある苫小牧駒澤大学が旭川大学との2連戦。この結果次第で、直接対決をする函館大学と東京農業大学北海道オホーツクにもチャンスが出てきます。
≪札幌学生≫=勝率制
7勝1敗の東海大学北海道キャンパスがトップ。6勝2敗の星槎道都大学が追いかけています。リーグ戦は残り2戦で、25日に行われる両校の直接対決が天王山です。
≪北東北大学≫=勝率制
リーグ戦が終了し、8勝2敗で富士大学と八戸学院大学が並びました。両校は26日に[stadium]八幡平球場[/stadium]で優勝決定戦を行い、勝った方が大学選手権出場となります。
≪東京六大学≫=勝ち点制
リーグ戦は残り2週。8勝2敗勝ち点4の慶應義塾大学と7勝4敗勝ち点3の明治大学に優勝の可能性があります。
今週末は明治大学が法政大学と対戦。明治大学が1敗でもすれば慶應義塾大学の優勝が決まります。
明治大学が2勝0敗の場合は、最終週の早慶戦に持ち越し。ここで慶應義塾大学が勝ち点を挙げれば優勝。1勝2敗で慶明の優勝決定戦。0勝2敗で明治大学の逆転優勝となります。
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≪東都大学≫=勝ち点制
東洋大学、駒澤大学、國學院大学の3校に優勝の可能性がありますが、最終週の亜細亜大学戦勝ち点を4にできる可能性がある東洋大学が有利な状況です。勝ち点を落とせば、駒澤大学か國學院大学のどちらかが優勝となります。
駒澤大学は6勝4敗1分け勝ち点3で全日程を終了。國學院大學は昨日の立正大学2回戦が中止になりました。今日の2回戦で勝てば7勝4敗となり、駒澤大学を上回ります。
≪東海地区大学≫
静岡リーグ優勝の日本大学国際関係学部、岐阜リーグ優勝の中部学院大学、三重リーグ優勝の四日市大学の3校が26日に代表決定戦を行います。巴戦方式の総当たり勝率制で引き分けは0.5勝の扱いとなります。
高校野球出身者がほとんどの大学生達のアツい戦いに期待しましょう!
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(文:松倉雄太)