94回選手権 奈良大会組み合わせ決まる
【94回奈良大会】
43校参加の奈良大会7月14日に開幕
第94回全国高等学校野球選手権奈良大会の組み合わせ抽選会が29日、橿原市の『橿原文化会館』で行われた。
参加は43校で昨年より1校多い。昨夏は出場しなかった天理が2年ぶりに復帰する。
シード校は智辯学園など春季大会の上位4校で、奈良大会としては史上初めて私立勢が占めた。
抽選会は午後1時にスタート。本抽選に先立ちまずは25人の主将が希望した開会式での選手宣誓の抽選が行われ、磯城野の横田輝主将が見事に当選札を引き当てた。
「決まって緊張してきました。昨年の大会で宣誓された方のように、ハキハキした声で宣誓して、磯城野高校の名も広めたい」と決意を語った。
組み合わせの抽選では、シード校がブロック別で分けられたあと、ノーシード校が予備抽選の番号順に抽選箱に手を入れた。
昨夏と今春に甲子園に出場した智辯学園の初戦は、昨夏決勝で敗れた奈良桜井と奈良高田の勝者に決まった。智辯学園の中道勝士主将は、「奈良桜井は去年の悔しさをふつけてくると思うし、奈良高田も力がある。とにかく、一戦、一戦目の前の試合に全力で戦いたい」と気を引き締めていた。
開会式は7月14日の午前10時から[stadium]佐藤薬品スタジアム[/stadium](県立橿原公苑)で行われる。直後のオープニングゲームは山辺対帝塚山に決まった。両校は昨秋の大会でも1回戦で顔を合わせ、山辺が7対3で勝利している。帝塚山の坂純也主将は、「リベンジしたい」と闘志を燃やし、山辺の長谷川崇典主将は「一番最初のまっさらなグランドで、お客さんも多く注目される。全力を出したい」」と抱負を語った。なお、この勝者は2回戦でシード校の天理と対戦する。
順調に日程が進めば、決勝戦は7月29日に予定されている。
第94回奈良大会
7月14日~7月29日 参加校数:43
球場:[stadium]佐藤薬品スタジアム[/stadium](県立橿原公苑)
予備球場:[stadium]大和郡山市営球場[/stadium]※日程変更などの場合にのみ使用
昨夏代表:智辯学園(第93回奈良大会結果)
昨秋優勝:奈良大附(秋季奈良県大会結果)
選抜出場:智辯学園、天理(秋季近畿大会結果)
今春優勝:智辯学園(春季奈良県大会結果) (春季近畿大会結果)