前回はスパイクのこだわりについてプロ野球選手からのコメントをまとめてみました。今回はウエアについてです。プロ野球選手だからこその強いこだわりはあるのでしょうか。

プロ野球選手から球児たちへの熱いメッセージ!

前田 健太投手(ロサンゼルス・ドジャース)
~2016年からロサンゼルス・ドジャースでプレー。2017年に続き2018年もポストシーズンで登板。中継ぎ登板も増えてきているが、今シーズンは先発ローテーションの一角として、ワールドシリーズ制覇のために右腕を振り続ける~

 温かいところでの試合が多いので、汗をかくのですが、速乾性がいい。あとは乾いた後の着心地がいい、そして動きやすいものを着たいと思います。
 中でもアンダーシャツはゆったりしたものがいいですね。ぴったりしているものだと締め付けられる感じがして嫌なので、着心地が良いもの、着ている感覚がしないものが良いですね。

菅野 智之投手(読売ジャイアンツ)
~今や日本球界を代表するジャイアンツの大エース。昨シーズンはレギュラーシーズン15勝8敗をマーク。クライマックスシリーズではノーヒットノーランを達成し、沢村賞を受賞。名実ともに日本のエース~

 ウエア全般に関しては、カッコイイデザインであればモチベーションの向上にもなるはずなので、機能性よりもデザインが大事だと思っています。


左から栗山巧選手、内川聖一選手、近藤健介選手、銀次選手

栗山巧選手(埼玉西武ライオンズ)
育英高校(兵庫)から2001年のドラフト4位でライオンズに入団。2004年に初めて一軍の舞台に上がると、ベストナインを計3回受賞。ゴールデングラブ賞や最多安打をマークするなど攻守にわたってチームを牽引し続ける~

 ウエアに関してはある程度のルーズさがほしくて、あんまりピッタリしているのは嫌です。動きが自由にできそうな、動作が自分の中でイメージできるくらいのフィット感が良いですね。
 あとは軽くて動きやすいほうが良いですが、一番は軽さよりも汗をかくことが多いので乾きやすさの方を重要にしています。それと、汗をかいても最初に着た時以上に重くならないのがこだわりです。

内川聖一選手(福岡ソフトバンクホークス)
~広角に打ち分ける勝負強いバッティングで2017年の日本シリーズではMVPを受賞。昨シーズンは、プロ通算2000本安打を達成したホークスの精神的柱~

 わきの周りが引っかかると何をするにも違和感があるので、その違和感を出さない。あとは身体を締め付けられると窮屈になる感覚が自分は嫌なので、窮屈感をなくしつつ腕はスッキリしたウエアを選んでいます。

近藤 健介選手(北海道日本ハムファイターズ)
~2018年はベストナインのDH部門に選出。巧みなバットコントロールを活かし、同年のパ・リーグの打率ランキング3位にランクインした。4割打者に最も近い男~

 アンダーシャツに関してはノースリーブが好きです。脇部分があるとやはり腕が上がりづらい感覚が自分の中にはありますが、ノースリーブなら自然に腕が上がる感じが好きなんです。ただ寒い時にノースリーブを着る際は、腕の部分に女性の日焼け防止のような腕にはめるアームガードをはめます。
 身丈部分については、ピチピチよりは少しルーズなのがいいですね。あと、こだわりといえば、汗をかいたときの肌触りと汗が残らないことです。


銀次選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
盛岡中央高校から高校生ドラフト3位で入団し、2013年の日本一を経験。2017年には一塁手でゴールデングラブ賞とベストナインを受賞。2018年は主に一塁のレギュラーとして139試合に出場した中心選手~

 ウエアにストレッチ性がないと自分のプレーも制限されますが、ストレッチ性があれば可動域の広がりに繋がるので、ストレッチ性は大事だと思っています。

 スパイクに引き続き、ウエアにも強いこだわりを持っていたプロ野球選手の皆さん。プレーだけではなく、道具にも高いレベルを求め続ける。これこそが一流選手が一流選手たる由縁なのでしょう。
 1つのことに強くこだわる、というところからでも真似してみてはいかがでしょうか。その姿勢がプロ野球選手への第一歩になるかもしれないですね。

記事=編集部