News

伊藤大海、平井克典が特別参加 およそ80人の子どもたちと笑顔で交流

2022.12.04

伊藤大海、平井克典が特別参加 およそ80人の子どもたちと笑顔で交流 | 高校野球ドットコム
イベントに参加して楽しんでいる伊藤大海投手

 西武・平井 克典投手(飛龍出身)と日本ハム・伊藤 大海投手(駒大苫小牧出身)の2人が3日、スポーツメーカー・ミズノが開催するキッズ・ボールパークに参加。ブランドアンバサダーの2人はスペシャルゲストで子どもたちと交流した。

 今回は野球というスポーツに興味を持ってもらい、ふれあう場としてイベントを開催した。さらに、その先には昨今、野球界が直面している野球人口の減少や、社会への貢献を考えられる意味合いの大きいイベントには、野球未経験者の子どもたちが午前と午後合わせて80人ほどが当日参加した。

 イベント中は、キャッチボールをしたり、置きティーを使ったバッティングや、簡単なゲームを実施した。今回は野球にふれるイベントといっても、途中で野球の基本となる技術もしっかり指導。かと思えば、途中で冗談を交えて談笑するなど、子どもたちは終始笑顔を見せながら、あっという間に1時間半のプログラムを終えた。

 最後は記念撮影や2人からプレゼントをもらうなど、貴重なプロ野球選手との交流はもちろん、野球にふれることができたことに参加した子どもからは「カッコよかったし、楽しかった」という声が上がった。イベント終了後に2人からもらったプレゼントの球を使って、すぐに遊んでいる姿があったのが何よりの証拠だった。

伊藤大海、平井克典が特別参加 およそ80人の子どもたちと笑顔で交流 | 高校野球ドットコム
バットの握り方を教える平井克典投手

 貴重な時間になったのは、子どもたちだけではない。公園でボール遊びが禁止になっているところが多い分、保護者は子どもとボール遊びする機会が少ない。子どもは学校でボール遊びはできるが、保護者は一緒にやるとなると簡単にできないからこそ、「貴重でした」と話す人もいた。

 今回は「思いやり」をテーマに掲げてやっていたこともあってか、率先して道具を片付ける子どももいて、イベントの主旨は伝わっているようだった。ゲストで参加した伊藤も「何かを伝えられたかわかりませんが、感じてもらうことはできたと思うので、いい勉強になりましたし、良い時間になりました」と満足しているようだった。

 平井も「子どもたちがパワフルで元気でしたので、逆に力をもらえました」といい刺激になったようだ。子どもも保護者も、そして選手も充実した1時間となったキッズ・ボールパークは、成功だったと言っていいだろう。

 今回参加した子どもたちの中で、野球を始めてプロ野球選手が誕生するようなことがあれば、大成功となるだろう。その答えはまだまだ先だが、野球の文化を後世に残す意味でも、今後もキッズ・ボールパークを続ける意義はある。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.03

目指すは世界一!代表候補の座を射止めた6人の逸材たち

2024.05.03

【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>

2024.05.03

【埼玉】春日部共栄の「反撃」なるか、5年ぶりの関東切符狙う<春季県大会>

2024.05.03

【春季埼玉県大会】花咲徳栄、投手陣の底上げに成功!中学時代から注目された左腕コンビの活躍でベスト4へ

2024.05.03

【春季埼玉県大会】山村学園の打線が爆発!エース西川も好投!立教新座を一蹴し準決勝進出!

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.28

【静岡】藤枝明誠、日大三島、浜松開誠館、静岡などが8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>