【新刊紹介】今ではなく未来のために、中学球児にすべき指導を伝える!
今ではなく未来のために、中学球児にすべき指導を伝える!
【新刊紹介】
全員補欠 全員レギュラー 少年野球界の常識を覆す育成指導論
(株式会社 竹書房)
著・ 中山典彦
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どれだけ練習を全員でやっても、試合で勝つためにスタメン出場できるのは9人だけ。残りのメンバーはベンチ、またはスタンドからグラウンドで頑張る仲間を応援することしかできない。スタメンとそうでない選手たちの間に差が生まれることから、現在の野球界では非勝利主義を掲げるところも珍しくない。そんな非勝利主義、そして人間力育成に力を注ぐ浦和ボーイズ監督・中山典彦氏が1冊の本を世に出す。
『ベストコーチングアワード』の最高位である三ツ星を2年連続で受賞した実績がある中山監督が、浦和ボーイズでどのようなチーム運営をしているのか。中学野球の取り組み方がその後の人生を左右するといっても過言でないと考える中山監督の思いが込められた内容となっている。
■本文一部抜粋
私は、「子供たちに野球の楽しさを教えたい」と思って指導を続けています。だから、うまい選手だけを試合に出すのではなく、すべての選手を試合に出場させる方針でチームを運営しています。大会前であっても、全選手が同じ練習メニューをこなします。こういったことをチーム創設以来、ずっと続けています。その結果として、野球人口を増やすことにちょっとでも貢献できればなおいいと思っています。
本書を記した大きな理由は、全国から恥ずかしい指導者をなくし、たくさんの子供たちに野球というスポーツを心の底から楽しんでほしいからです。そのためには、球児のお子さんを持つ保護者のみなさんの考え方を変えてもらう必要もあるかもしれません。
2008年に4名からスタートした浦和ボーイズが、2021年現在それほど強いチームではないのに、なぜ部員数150名を超える大所帯となったのか。本書を読めば、その理由がおわかりいただけると思います
書籍タイトル:『全員補欠 全員レギュラー 少年野球界の常識を覆す育成指導論』
著者名:著・ 中山典彦
定価:1,750円+税
発行元:株式会社 竹書房