2022年の夏の甲子園に出場した愛工大名電など「愛知私学4強」を筆頭に強豪校がそろう愛知県。全国屈指の激戦区として知られる地区で、過去に甲子園へ2度出場した実績があるのが豊田大谷だ。

 西三河地区に所属し、2022年の秋も地区予選を突破して県大会に出場。初戦で敗れたものの、実力校として注目される存在であることは間違いない。

 しかし、決して恵まれた練習環境ではなく、他部活と共用してグラウンドを使用している。取材日もサッカー、陸上、ソフトボール部と一緒に使って、フリーバッティングや外野も入れたシートノックなどもできなかった。

 全面でグラウンドが使えるのは土日含めて週2日のみで、残り5日間は内野のみと制限がある。マイナスにとらえがちだが、選手たちはプラスにとらえている。数少ないからこそ、全面で使える日を貴重にしつつ、コミュニケーションを頻繁にとって連携を確認するなど、日々レベルアップに努めている。

 また内野、ダイヤモンドは常に使えることを生かして、バントといった小技や走塁練習に力を注ぐなど、限りがあるからこそ、磨ける武器を大事にしているという。春は巻き返しとなる結果を残せるか注目だ。

 豊田大谷の練習模様がおさめられた特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。

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