【センバツ】行進曲はYOASOBI「群青」、抽選会は3月4日に前倒し
3月18日(金)から開催される第94回選抜高校野球大会の第2回運営委員会(委員長:寶馨日本高等学校野球連盟会長)が14日にオンラインで開かれ、抽選会日程の変更、入場行進曲などが承認された。
抽選会は当初開幕1週前の3月11日(金)に開かれる予定だったが、出場校のPCR検査などに対応する時間的余裕を確保することと、1回戦へのスケジュールを立てやすくすることを目的として、1週早めて3月4日(金)午後3時から各校主将がオンラインで参加する形式に変更された。
昨年の第93回大会も同様の形式で、2月下旬に実施された例がある。この時は地区を分けないフリー抽選方式で同地区対戦もあったが、今年どういう形で実施するかは2月の臨時運営委員会で審議される。
大会前恒例の甲子園練習、ドリームシートの運用、公募始球式などは昨年に引き続き実施されない。
開会式の実施方法は2月の臨時運営委員会、式次第などの詳細は3月上旬の第3回運営委員会で審議され決まる。
出場校を決める選考委員会は1月28日(金)に予定されているが、今年もオンライン形式での実施。出場候補となる47都道府県高校野球連盟推薦の133校と21世紀枠候補9校が今日の運営委員会で承認された。今大会から21世紀枠特別選考委員に、元NHKアナウンサーで実況家の小野塚康之氏(64)が加わることになった。
入場行進曲はYOASOBIの「群青」(作詞・作曲:Ayase)に決まった。同曲には将来に不安を抱えながらも前進しようとする人の背中を押したいとおう想いが込められていて、Billboard JAPANチャートのストリーミングの累計再生回数が2021年に3億回を突破。高校生をはじめ多くの方に親しまれていることから、行進曲に選定された。
主催者発表のコメント
Ayaseさん(作詞・作曲)
「素直に嬉しいです。中学生の時に少し野球をやっていて、センバツも見ていました。憧れの舞台だったので、選手が入場する際に自分の楽曲が流れて、時には背中を押す場面があるかもしれないと思うとわくわくします」
ikuraさん(ボーカル)
「戦いが始まるという時に少しでも選手の皆さんや観客のみなさんを盛り上げられるような、背中を押せるような曲になったら嬉しいです」
【21世紀枠】・・・3枠
北海道:札幌国際情報(北海道)
東北:只見(福島)
関東:太田(群馬)
東海:相可(三重)
北信越:丹生(福井)
近畿:伊吹(滋賀)
中国:倉吉総合産(鳥取)
四国:高松一(香川)
九州:大分舞鶴(大分)
【北海道地区】・・・1枠
・クラーク記念国際:優勝
・旭川実:準優勝
・東海大札幌:4強
・札幌国際情報:4強
【東北地区】・・・2枠
・花巻東(岩手):優勝
・聖光学院(福島):準優勝
・青森山田(青森):4強
・八戸工大一(青森):4強
【関東・東京地区】・・・6枠
・明秀日立(茨城):関東優勝
・山梨学院(山梨):関東準優勝
・木更津総合(千葉):関東4強
・浦和学院(埼玉):関東4強
・東海大相模(神奈川):関東8強
・健大高崎(群馬):関東8強
・桐生第一(群馬):関東8強
・白鴎大足利(栃木):関東8強
・國學院久我山(東京):東京優勝
・二松学舎大附(東京):東京準優勝
・日大三(東京):東京4強
・関東一(東京):東京4強
【東海地区】・・・2枠
・日大三島(静岡):優勝
・聖隷クリストファー(静岡)準優勝
・大垣日大(岐阜):4強
・至学館(愛知):4強
【北信越地区】・・・2枠
・敦賀気比(福井):優勝
・星稜(石川):準優勝
・小松大谷(石川):4強
・富山商(富山):4強
【近畿地区】・・・7枠
・大阪桐蔭(大阪):優勝
・和歌山東(和歌山):準優勝
・天理(奈良):4強
・金光大阪(大阪):4強
・東洋大姫路(兵庫):8強
・京都国際(京都):8強
・市立和歌山(和歌山):8強
・近江(滋賀):8強
【中国・四国地区】・・・5枠
・広島広陵(広島):中国優勝
・広島商(広島):中国準優勝
・岡山学芸館(岡山):中国4強
・倉敷工(岡山):中国4強
・高知(高知):四国優勝
・鳴門(徳島):四国準優勝
・徳島商(徳島):四国4強
・明徳義塾(高知):四国4強
【九州地区】・・・4枠
・九州国際大付(福岡):優勝
・鹿児島大島(鹿児島):準優勝
・有田工(佐賀):4強
・長崎日大(長崎):4強
・明豊(大分):8強
・興南(沖縄):8強
・長崎海星(長崎):8強
・佐賀商(佐賀):8強
・鹿児島城西(鹿児島):16強