広島商が逆転で決勝進出!広島勢センバツ2校出場が濃厚に
逆転のタイムリーを放った竹下偉磨琉(広島商)
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10月30日、来春の選抜甲子園の出場権を懸けた秋季中国地区大会の準決勝が西京スタジアム(山口市)で行われた。
第2試合では、広島商(広島1位)と倉敷工(岡山1位)が対戦。試合は広島商が終盤の集中打で選抜甲子園に大きく前進した。
序盤に3点を奪われるなど、劣勢の展開が続いた広島商だが、2対5で迎えた8回裏に大きなチャンスを迎えた。
無死満塁のチャンスから7番・得山大輝の左前適時打で1点を返すと、続く代打・三戸創太は押し出し四球を選び1点差。その後、一死満塁から背番号9の代打・竹下偉磨琉が左前適時打を放ち、ランナー二人が帰って逆転に成功すると、その後再び満塁から3番・植松幹太が走者一掃の適時打三塁打を放ち、その差をさらに広げた。
8回裏だけで7得点とビックイニングを作った広島商。9回に1点は失ったが、9対6で逃げ切り選抜甲子園へ大きく前進した。
試合後、広島商の荒谷忠勝監督は「前チームの3年生が(3回戦の崇徳戦で)9回に6点差を追いつく粘り強い試合を見せてくれました。結果は負けましたが、その粘り強さを1、2年生の選手たちが受け継いでくれました」と語り、会心の逆転勝ちを収めた選手たちを笑顔で讃えた。
翌31日に行われる決勝戦は広陵と、広島勢対決となる。
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■大会の詳細・応援メッセージ
・第137回 秋季中国地区高等学校野球大会
■10月30日の試合予定
■10月31日の試合予定