前川など智辯学園現役、出身3名がドラフト指名の可能性
福元 悠真、前川 右京、松本 竜也
選抜ベスト8、夏の甲子園準優勝を果たした智弁学園から現役、出身選手あわせて3名の選手がドラフト候補に挙がっている。
【現役】
前川 右京
【大学・社会人】
福元 悠真(大商大)
智辯学園松本 竜也(Honda鈴鹿)
前川は甲子園で活躍を見せた大型スラッガー。福元は16年春のセンバツ甲子園で優勝を経験。17年センバツではプロ注目野手として出場するも、高卒プロ指名当確と呼べるパフォーマンスができず、大商大へ進学。下級生から経験を積み、19年の明治神宮大会にも出場した。プロにいくために福元が取り組んだのが体作りだった。トレーニングは体幹トレーニング、チューブトレーニングを中心。食事は脂っこいものを食べない、ジュースも飲まないなど、体作りにおいて無駄になるものを省いた。その結果、10キロほど増量した91キロまでに。
がむしゃらに体を大きくしただけではなく、体幹トレーニングなど機能的な部分を強化したこともあって、軸がぶれなくなり、対応力も上がった。福元は「飛距離は間違いなく上がりましたし、体幹をやっていたことでブレが小さくなり、崩れなくなりました。余裕を持って打席に入れています」と手応えを語る。
その言葉通り、春のリーグでは打率.350、11打点、秋のリーグ戦では打率.250ながら、2本塁打、5打点と着実に進歩を見せている。
松本も140キロ後半の速球を投げる投手として注目を浴びており、福元とは仲が良い存在だ。
果たしてこの3人は指名を受けるのか。