金の卵18名が埼玉に集結!ボーイズ東日本ブロックトライアウト開催!
元気よくメンバーを引っ張った加藤右悟選手(県央宇都宮ボーイズ)
5月22日、東日本ブロック中学部トライアウトが埼玉・ケイアイスタジアムで行われた。東日本ブロックのトライアウトは日程を2日間に分けて行われ、この日はブロック所属8支部から推薦を受けた18名の選手が参加。
このトライアウトは、8月に開催予定の「鶴岡記念大会」、そして「2021世界少年野球大会」の出場選手選考の場で、選手たちは最後まで真剣な表情でアピールした。
この日は厚い雲が空を覆い、気温が上がらず肌寒い中で選考はスタート。東日本ブロックの選考委員が見守る中、ベースランニングのタイム測定、シートノック、実戦形式の打撃とメニューをこなしていった。
3月に行われた第51回春季全国大会で見事優勝を飾った県央宇都宮ボーイズからは、加藤 右悟選手、小宅 雅己選手、野島 爽投手の3名が参加。
中でも4番・捕手としてチームを牽引する加藤選手は、参加選手のまとめ役としてウォーミングアップから積極的に場を盛り上げた。捕手としては強肩を武器としており、二塁送球では参加した選手の中でトップの1.95秒を記録。
トライアウト後には「チームでは日本一になりましたが、戦ったことの無い選手たちもいてとても良い経験になりました」と笑顔を見せるなど、アピールに満足した表情を見せた。
選考委員を務めた県央宇都宮ボーイズの影山崇監督は、「最初は固さ、緊張が随所で見られていましたが、徐々に仲間意識も高まってきました。短い時間なので力を発揮できるとは限りませんが、その中でも選手たちは一生懸命やってくれたので意義のある選考会だったと思います」と終了後に語り、選手たちの懸命なプレーを称えた。
この選考会で得た熱量を各々が所属チームに持ち帰り、最後の夏の大会に繋げていくことに期待したい。
◆5月22日参加選手一覧
金井 俐樹 高崎中央ボーイズ
佐々木 貫汰 高崎ボーイズ
金子 咲陽 桐生ボーイズ
酒井 真樹 笛吹ボーイズ
森 駿太 横浜緑ボーイズ
宮崎 慶 横浜緑ボーイズ
石井 和琉 都筑中央ボーイズ
矢竹 開 麻生ボーイズ
羽生田 流夷 長野ボーイズ
月山 隼平 武蔵狭山ボーイズ
村上 奏生 栃木ボーイズ
小宅 雅己 県央宇都宮ボーイズ
加藤 右悟 県央宇都宮ボーイズ
高橋 徹平 西多摩ボーイズ
野島 爽 県央宇都宮ボーイズ
伊藤 望幸 狭山西武ボーイズ
吉田 涼太 東村山中央ボーイズ
福田 晃太 立川ボーイズ
(記事=栗崎祐太朗)