トヨタ自動車・下石 涼太広陵出身)が勇退を決めた。

 下石は投手としても野手としても才能が高い逸材で、1年春からベンチ入り。2年秋に中国大会準優勝を経験。140キロ前半の速球、切れのある変化球。打者としても快打、内野手を守れば、好守備連発。野球センスの塊だった。3年春のセンバツでは安樂 智大(東北楽天)擁する済美と対戦し、延長13回の投げあい演じた。

 そして高卒プロを志望せず、東海大では1年春から公式戦に出場し、大学選手権優勝を経験。首都大ではリーグ通算94安打を記録したが、大学でもプロに進まず、名門・トヨタ自動車へ進んだが、目標とするプロには届かず、大卒3年目で引退を決めた。

 高校時代から野球選手ならば誰もが羨むような野球センスを持った選手だった。そういう選手が25歳で勇退になるのは驚きだ。

 第二の人生の活躍を期待したい。

(記事=河嶋宗一)