通算250本塁打目前の中田翔(大阪桐蔭出身)は平成を代表するスラッガーとなるか
中田翔
プロ13年目を迎えた中田翔(大阪桐蔭出身)の調子が止まらない。2日、北海道日本ハムは東北楽天と対戦して3対5で敗れたが、中田は今シーズン22号ホームランを放つなど、自慢のバッティングでチームを牽引している。
両リーグを通じてもトップの成績を残しており、これまでの成績を振り返ってもシーズン最多は2015年の30本。今シーズンも半数近く残っており、この調子で行けば十分キャリアハイの成績を残すだけではなく、中田自身初めての本塁打王の可能性も見えてくる。
そんな中田だが、プロ通算248本のホームランを積み重ねてきており、残り2本塁打でプロ通算250本塁打の記録が達成となる。これまで63名のスター選手たちが達成した記録が、目前まで迫ってきている。
大きな怪我さえなければ達成されることが考えられる記録だが、現役選手で達成しているのは以下の4名だ。
・中村剛也(大阪桐蔭出身)
・バレンティン
・福留孝介(PL学園出身)
・松田宣浩(中京出身)
大阪桐蔭の先輩・中村をはじめ現役選手は4名のみで、この中では中田が最年少となる。また元号が平成になってから生まれた選手で最初の達成者となりつつある。
同世代では菅野智之(東海大相模出身)が活躍しているが、打者では中田が世代を牽引する活躍を今後も見せていくのか注目だ。
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