山本拓実(市立西宮-中日)が急成長 3年目の若き右腕が開幕ローテーション入りへ大きく前進

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2020.06.14

市立西宮時代の山本拓実

 プロ3年目を迎える「清宮世代」の選手たち。日本ハムの清宮 幸太郎早稲田実業出身)、千葉ロッテの安田 尚憲履正社出身)などスラッガーをはじめ多くの選手に注目が集まるが、同世代の中日・山本 拓実がプロの世界に入って急成長してきた。

 高校時代は兵庫の市立西宮でプレーし、甲子園出場はなかったものの、洗練された投球フォームと力強い腕の振りから繰り出す力強いストレートを武器にアピール。2年生の夏には参考記録だがノーヒットノーラン、さらに大阪桐蔭との練習試合でも好投をするなど結果を残し続けていた。

 その山本は13日の横浜DeNAベイスターズ戦で先発すると、5回59球で無失点。今年の横浜DeNAは2年連続のホームラン王・ソト。今年加入してメジャーでの実績も持つオースティン、そして日本球界で結果を残し続けているロペスなどを揃える超強力打線。

 だが全身を使ったフォームから投げ込む140キロ台後半のストレートに軸にコーナーに、120キロ台のスライダーを混ぜてランナーの出塁を1人も許さなかった。

 13日の山本は、1球1球のボールが素晴らしかった。だが、強力打線に臆することなく投げ込むメンタルの強さも評価すべきポイントだ。以前の取材で恩師・吉田俊介監督は山本の第一印象は気持ちの強さだったと振り返っていた。その重要性を伝えるためにも、今の球児たちに先輩・山本のプレーを動画で見せることで伝えている。

 3年目の若き右腕が開幕ローテーション入りへ、大きく前進をした。6月19日からのシーズンでも向かっていく強気な姿勢で、チームだけではなく母校・市立西宮にも刺激を与えて欲しい。

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